Z01 初夜 z-1 「ただいまー」 「ただいまっ」 「ただいま・・・」 結婚式の二次会も終わり、みなは茶々丸から一刻館に戻ってきた。 「今日からあなたの妻になります、五代響子です。不束者ですがよろしく」響子さんがおど けて五代にいう。 「よろしくお願いします」五代も笑顔でこたえる。 初めて出会った日から幾多の試練を乗り越え今日この日を無事迎え、式を終えた五代は 感慨もひとしおだった。 「あんたら、今日ここに泊まるんだろ?だったら夜桜でも見ながらぱーっとやらないかい?」 一の瀬さんが二人を誘う。 「それはいいですね」と四谷さん。 「いこっいこっ!ほら管理人さんも五代君も早く!」と朱美さん。 いつものように二人の意思とは関係ないところで宴会が決まり、二人は顔を見合わせる。 「仕方ないわ、いきましょ・・あ・な・た!」響子さんが五代に微笑みかけると五代も笑顔でう なずく。 近くの公園まで移動しビニールシートを敷くといつもの宴会がはじまる。 「えーでは、わたくし四谷が乾杯の音頭を取らせていただきます。ではまず新郎の五代君 から一言!」 突然四谷さんに発言を求められ動揺する五代。 「え、えと・・・今日はどうもありがとうございました。これからもよろしくお願いします」五代が なんとか体裁を整える。 「えー、何一つひねりのないコメント、ありがとうございました。続いて新婦の管理人さんから も一言どうぞ」四谷さんの言葉にむっとしながらもついに自分の奥さんとなった隣の響子さん を見ているとどうしても顔がにやついてしまう五代。 「あ、あたしもですか・・・?んーそうですね・・・」響子さんがなにをいおうか考え始める。 「えー長くなりそうなので却下します」と四谷さん。 「そりゃ管理人さんにアドリブ求めてもね・・・」と一の瀬さん。 「うん、そうそう」と朱美さん。 「だったらはじめからコメントなんて求めないでください!」響子さんはご機嫌斜めだ。 z-2 「ええ、では!ついに名実共に夫婦となった五代君と管理人さんをお祝いして・・・・乾杯!!!」 「かんぱ〜い!」皆が声をあわせて乾杯する。 「ねぇーねぇー、これからは二人ともなんてお互いを呼び合うの?」朱美さんが興味深深に尋 ねる。 「それそれ!あたしも気になってたんだ。さっきの二次会の挨拶では響子っていったけど・・・」 と一の瀬さん。 「やはりここは響子、裕作でしょう」と四谷さんが断言する。 「ええ・・・どうしましょうかね?」と響子さんに尋ねる五代。 「え・・・そうですわね・・・」響子さんは少し考えた後言葉を続ける。 「二人のときは・・・あなた・・・かしら・・・」そういって赤くなる響子さん。 「僕はしばらくは響子さんのままで・・・。いきなり響子なんて・・・」照れて黙ってしまう二人。 「こんなとこで二人の世界にはいってんじゃないよ、全く・・・」呆れ顔の一の瀬さん。 「もう半年も夫婦みたいな生活してたんだからそんなことで照れるなっちゅーの」と朱美さん。 「まぁまぁ朱美さん、ほらもうビールが空ですよ」そういって四谷さんが缶ビールを渡す。 「ありがと・・・。でも・・・なんか結婚っていいね。あんたら見てるとあたしも結婚したくなってき ちゃった」朱美さんが予想外の発言をする。 「なんだい、もらってくれる人いるの?」一の瀬さんが尋ねる。 「それが全然いないの!」そういって朱美さんが笑いだすとみなも一様に笑い出す。美しい夜 桜の下、みなの笑い声がこだまする。長い年月の末結ばれた二人とそんな二人を時には優し く、時には邪魔をしながらも見守ってきた住人達。ひとつの区切りを迎え、今夜の宴会はます ます盛り上がるのであった。 z-3 「その・・・あなた、お手洗いに行ってきますわ」照れながら響子さんが五代に伝える。 「出た!初のあ・な・た!」一の瀬さんがからかう。 「ふふふ、実はさっき言われたから初じゃないんですよ」そういって五代が不敵に笑う。 「もうっ!とりあえず行ってきますね」そういって響子さんがその場を離れようとする。 「響子さん、夜遅いから一緒にいきますよ」と五代。 「子供じゃないんだから大丈夫です」そういって笑顔でお手洗いに向かう響子さん。五代もそう いわれ仕方なく座りなおし缶ビールに口をつける。 響子さんがトイレにつくと辺りは静まり返っている。 (やだ、静かすぎるわ・・・)響子さんは五代の申し出を断ったことを少し後悔する。しかしいま さら戻るわけにも行かずトイレに入る。 その直後トイレの入り口のドアに何者かにより札がかけられる。札には、故障中につき使用禁 止、とかかれている。それを見てにやりとすると何者かはトイレの中に入りこむ。 中は結構広く鏡の前で気になっていた。髪の乱れを直す響子さん。他の人から見たらたいした ことのない乱れであったが響子さんはずっと気になっていたのだ。髪を直したところで人の影が 鏡に映る。 「だ、だれ!」響子さんが悲鳴を上げる。 鏡に映ったのは・・・ナイフを持った見知らぬ男であった・・・。 z-4 「おとなしくしな」男が凄みを利かせる。 「な、なんですかあなたは!」響子さんが精一杯の虚勢をはる。 「気が強いな・・・。もっともその方が犯しがいがあるぜ・・・」そういって男がにやりとする。 (この人・・・あたしを・・・・)響子さんが男の言葉に青ざめる。 「ふふふ、自分の立場に気づいたな。そのとおりあんたはいまからおれに犯されるんだよ・・・」 そういって男が響子さんに少しずつ近づく。 「こ、来ないで!大声を出すわよ!!」響子さんが叫ぶ。 「出してみろよ、どうせ誰も来ないからさ・・・」男は余裕たっぷりだ。 「ふざけないで!」そういうと響子さんが近づいてきた男をびんたする。 「へへ、やっぱり気が強いな。でもそんなことじゃおれを止められないぜ」そういうと男が響子さ んの両手をつかむ。 「や、やめてよ」響子さんは必死に抵抗しようとする。しかし・・・男の力の前では無駄であった。 「良く見るとすげぇ美人だな・・・今夜はついてるぜ」そういうと男は響子さんの両腕を万歳させ て片手で押さえつけると、ナイフをほほにぺたぺたとすりつける。 「このかわいい顔に傷を付けられたくなかったら・・・おとなしくするんだ。いっとくがおれはあんた の顔がどうなろうと知ったこっちゃないんだぜ」そういって男がいやらしい笑いを浮かべる。 (このままじゃあたし・・・結婚式の夜に知らない男に・・・)響子さんは絶望的な表情を浮かべる。 男の表情とはまさに対照的だ。 男はポケットから紐を取り出し響子さんの両手を後ろで縛る。 「な、なにすんのよ!」響子さんが大声を出す。しかし男はなんの反応も示さず、紐の縛り具合を 確認する。 「これでオッケーだ。いっとくが抵抗しても無駄だ。おれはいままで何人もこうやって犯してきてる んだ」男が得意げに響子さんに話しかける。 男の言葉に響子さんは呆然とする。男はいままでもこんなことをやってきているのだ。響子さんは 自分がいままさにくもの巣にかかった蝶であることを自覚するのであった・・・。 z-5 「へへへ・・・観念したか・・・」そういうと男は響子さんのワンピースをナイフで引き裂きはじめる。 響子さんは今自分に起こっている事が信じられず呆然としたままだ。 「あんた・・・美人なだけじゃなくいい体してんな。いままでの中で文句なしにNo.1だよ」そういうと 響子さんのワンピースは無残な姿となってトイレの床に落ちる。必然、響子さんは下着だけの姿 になる。 「お願い・・・やめて・・・。あたし・・・今日結婚したばかりなんです・・・」響子さんは男の情にかけ てみる。 「なに、今日結婚式?そいつはいいや、新婦の初夜をいただけるなんてな!」男は逆に興奮して きたようで響子さんは更なる絶望に沈む。しかし、愛する夫のためにも簡単に犯されるわけには いかない。 もし自分が犯されてしまっては五代が自分のことのように悲しむに違いない。 (まだ・・・逃げるチャンスはあるはず・・・)響子さんはわずかな隙を伺う。 男は我慢しきれなくなったのか響子さんの体を弄び始める。 「このおっぱいすげぇな、サイズいくつだよ」そんなことをいいながら男は響子さんのブラの中に手 を入れて五代に半年間愛され続けてきた響子さんの乳房を揉み解す。 (・・・もう少しの我慢・・・。なんとか隙を見つけて・・・)響子さんは胸を弄ばれながら隙をうかがい 続ける。 「ほれ、ここはどうだい?」そういって男が響子さんの乳首を刺激し始める。 「くっ・・・」響子さんは思わず反応してしまう。五代に愛撫され続けてきたため敏感になってしまっ ているのだ。響子さんは両手を後ろ手に縛られた今の状況が五代によくリボンで拘束される時と 似た状況だと気がつく。すると男の愛撫により五代の愛撫を思い出し感じてしまう。 「いや・・・やめて・・・」響子さんが男に反発する。しかし・・・その声にはさきほどまでと違う響きが 加わっている。 「へへ、感じ始めてるな。あんた・・・名前なんていうんだ?」男が尋ねる。 「なんだっていいじゃない!」響子さんが拒否する。 「かわいい顔に傷がついてもいいのかい?」男がへらへらと笑う。 「構わないわ!」響子さんが叫ぶ。 「あんた・・・おれがやらないと思ってるな・・・」そういうと男は響子さんの髪の毛をばっさりとナイフ で切り落とす。 z-6 「えっ・・・・」響子さんは髪を切られて激しいショックを受ける。女性にとって髪はなにより大事なもの。 それを問答無用できられてしまったのだ。 「これは警告だ。次に逆らったら・・・わかるな?おれは冗談は嫌いなタイプだ」そういって男が再度 凄む。 「・・・・・・」響子さんは男の迫力に黙り込む。この男なら本当に顔に傷をつけるに違いないことを本 能で悟る。 「で、奥さん、名前は・・・?」男が再度尋ねる。 「響子・・・」響子さんが観念してつぶやく。 「漢字はなんて書くんだい?」 「響くっていう字よ・・・」その間も男は響子さんの乳首を刺激し続ける。 「名前まで綺麗なんだな・・・。これはたまんねぇな・・・」そういっていい加減邪魔になったブラをナイ フで切り落とす。すると響子さんの胸が男の前で露になる。 「お願いだから・・・やめて・・・」響子さんが男に懇願する。 「人妻のそのおびえた表情がおれはなによりも好きなんだよ。あんたみたいな美人なら特に・・・な」 そういって男が響子さんの乳房を再度弄ぶ。 「あんた、AVとか出したら大スターになれるぜ」男が響子さんの耳元で囁く。 「ふ、ふざけないで!」響子さんが男に反発する。しかし、その声は初めのころと比べるとかなり小さ い。 響子さんは心の中で・・・もう諦め始めているのであった。同時におぞましい感情が響子さんの中に 生まれつつある。 「抵抗したら・・・ホントにそのかわいい顔に一生消えない傷をつけるからな」そういうと男は響子さん の唇を押し分け舌を侵入させ響子さんの舌を弄ぶ。響子さんは気持ち悪くてすぐにでも吐き出したい が男の言葉をおそれ抵抗できない。さんざんに男に舌を吸われ汚い唾液を飲まされ、響子さんはもう 自分が逃げ出すことはできないことを悟る。 z-7 「やっと観念したか」そういうと男がズボンを脱ぎそそり立った男のものを響子さんに見せ付ける。響 子さんはそれから目を逸らすが男に強引にしゃがまされ目の前に突きつけられる。男はなにもいわ ない。響子さんに自分からしゃぶらせるつもりだ。 (絶対に・・・いや・・・)響子さんは顔をそらせ続ける。そんな響子さんの態度に男が攻め方を変える。 「おれをきちんと満足させてくれたら・・・それで終わらせてやるよ響子さん」 男の言葉に響子さんが反応する。 (これを口にするだけで済むなら・・・。犯されるよりは・・・)そう思い響子さんは男のものを見つめる。 悲しいかな、響子さんは男の言葉が響子さんにしゃぶらせるための口実に過ぎないことに気がつか ない。絶望の中に見えたわずかな光に見えてしまったのだ。響子さんはためらわず男のものを口に含 む。 んちゅ、んちゅ・・・ 響子さんは男に必死に奉仕する。男を満足させなければならないのだ。 「たまんねぇな。やっぱり人妻に性技を尽くさせるのは最高だ・・・」男がつぶやく。 愛する夫がいながら見知らぬ男に奉仕する響子さん。 (こんなところ、あの人に見られたら・・・・。絶対に許されないことをあたし・・・) しかし同時にこんなことも考えてしまう。 (あの人のより小さいけど・・・固いわ・・・)そんな響子さんを男の言葉が現実に引き戻す。 「響子さん、かわいい顔してすげぇテクだな。おれもうあんたと離れられなくなりそうだぜ」自分に尽くす 人妻の顔を見ながら男は大満足だ。 「ちゃんと・・・飲み干すんだぜ・・・」そういって男が響子さんの頭を掴み腰を動かす。 「んん・・・んんん!」響子さんが悲鳴を上げる。しかし男は動きをやめず響子さんの口の中に精を放出 する。 ドクッドクッ・・・ 響子さんの口の中に大量の精液が注がれる。響子さんは我慢して男の精を少しずつ飲み干していく。 ゴクリっ!響子さんは全て飲み干し口を離す。 「まだだ。後始末もだ」そういって男が響子さんの口にあれを再度突っ込む。響子さんはされるがままに 後始末をする。 「これで・・・もう・・・許して・・・」響子さんがうつむいたままつぶやく。新婚初夜に夫以外の見知らぬ男の ものを口にし精を飲み干してしまった響子さん。もはや五代に合わす顔がない・・・。 「まさか・・・ほんとに終わりだと思ってるのかい?」男が響子さんの両手の紐を解きながらつぶやく。 「えっ・・・?」これで開放されると思っていた響子さんが驚愕する。 「そこの洗面台に手をついて尻をこっちに向けろよ」男が冷酷に告げる。 「満足させたじゃない!」響子さんが猛抗議する。 「知るかよそんなこと。それとも傷が欲しいのかい」そういって男がナイフをゆらゆら揺らす。 「だましたのね・・・」響子さんは自分がだまされたことを悟る。自分はだまされたまま男に必死に奉仕し てしまったのだ・・・。 z-8 「早くしないと本当に・・・血を見るぜ・・・」男がつぶやく。 もはや男に逆らうことも出来ず響子さんはのろのろと立ち上がると洗面台に手をつき股を広げる。 「よしよし、いい子だ」そういって男は響子さんのくびれた腰を両手で掴み逃げられないようにする。 「もう逃げたりしないから早く終わらせて」響子さんはもう完全に諦め犯される覚悟だ。諦めてしまうと別の 感情が響子さんの中に生まれる。 (あの固いものがあたしの中に・・・)そんな感情を響子さんは必死になって打ち消す。 「そうかい、じゃあ遠慮なく・・・」男のものがそんなことを考えている響子さんの中に侵入し始める。 「・・・あああ!」ついに響子さんは愛する夫以外のものを初めてその中に受け入れる。 (犯された・・・・)もう駄目であった。挿入されてしまってはもう逆らえない。ここは男のものになるしかない・・・。 「いいぜ、響子さん。すごくいい具合だ」そういって男が腰を振り始める。 「いや・・・だめ・・・」見知らぬ男に後ろから犯されて響子さんの口から甘いあえぎ声がもれる。 五代以外の男に犯され・・・響子さんはその背徳行為に激しく興奮し始める。 「なにがいやだ、そんなかわいい声をあげやがって」そういって男が腰の動きを早める。 (やだ・・・このままじゃ・・・イカされちゃう・・・)さすがにイカされるのは避けたい。響子さんは気をまぎらせ て必死に耐えようとする。しかし・・・・無駄であった。もともと響子さんは後ろからされると弱い。悲しいこと に快感に・・・愛の有無など関係ないのだ・・・。 「・・・んん!・・・いやああああ!!」男の腰使いの前に響子さんはあっさり絶頂を迎えトイレの床にひざを つく。それは・・・響子さんが見知らぬ愛してもいない男に征服された瞬間であった・・・。 「響子さん・・・。レイプされてイクとはとんだ淫乱女だ」そういって男が響子さんを辱める。 男はまだ響子さんに挿入したままだ。 「そんなこと・・・いわないで・・・」響子さんがつぶやく。 「なんだ、まだ反抗的だな。もう1回イカせてみるか」そういってまたもや男が腰を振り出す。 「もう・・・許して・・・」響子さんはトイレの汚い床に顔を押し付け泣きながら叫ぶ。 「だめだよ、おれは人妻が後悔しながらも快感に体を開く姿を見るのが大好きなんだ」そういって男は容赦 なく響子さんに快感を送り続ける。 「あなた・・・助けて・・・・」響子さんは快感に堕ちてゆく自分をなんとか抑えようとする。しかし・・・。 「響子さん・・・中にだすぜ」男が響子さんに衝撃の発言をする。 「いや!それだけはいや!!」響子さんが必死に逃げようとする。しかし男にがっちりと腰を押さえられて逃 げられない。年が明けてから五代は避妊していない。もしこの先妊娠してしまったら・・・誰の子供かわから なくなってしまう。 「やめて・・・・」響子さんが再度つぶやく。しかし・・・声が小さくなってしまっている。見知らぬ男の精を直接 受け止める。その背徳行為に響子さんは・・・またもや激しく興奮してしまう。この男に中に出されたとき自分 はどこまで感じてしまうのか・・・。響子さんは胸が熱くなる。と同時に自分のおぞましさに自分で自分が怖く なる。 z-9 「そろそろ終わらせてやるよ」そういって男が最後のラストスパートをかける。 「いい!・・・気持ちいい!!」響子さんが無意識のうちに叫ぶ。もう・・・なにも考えられない。男から与えら れる快感以外何も欲しくない・・・。 「あんたが今までで最高だ。また頼むぜ!」そういって男が響子さんの最奥部に精を放出する。たまりにた まった男の精は・・・2回目なのに普段の五代の倍以上の量だ。ゆっくりと響子さんの子宮に吸い込まれて いくその熱い感触を受け、響子さんも再度絶頂を迎える。そして・・・響子さんに締め付けられて男の精 が最後の一滴まで搾り出され響子さんの子宮を満たしていく。 「くはぁ・・・・」響子さんはあまりの快感に我を忘れる。そして・・・同時にトイレの汚い床の上で見知らぬ男に 犯され、完全に征服されてしまった響子さんは絶望する。中に出されたことよりも・・・それを望んだ自分自 身に・・・。 「じゃあ、また来るぜ」そういって男はズボンをはくとその場を立ち去る。去り行く足音を聞きながら響子さん の耳に聞き覚えがある声が届く。 「響子さ〜ん、どこですか〜?」 「管理人さ〜ん」 その声を耳にし自分が取り返しのつかないことをしてしまったことに気づく。このことを知っても・・・愛する あの人は・・・自分のことを愛してくれるのであろうか・・・?響子さんはそのまま気を失ってしまう。股間か ら男の精を垂れ流す響子さんを朱美さんが発見するのは・・・その数分後のことであった・・・。  「Z1 初夜」  完